マークⅡのフレーム修正の施工事例です。
スリップしてしまい、フロントのフレームが損傷してしまったお車の修理です。
車両保険には入っておらず実費修理ということで、修理費用を抑えるために中古部品などを使い、再使用できるものはなるべく使っていきます。


フレームを直す際に邪魔な付属品を取り外します。
エンジンも降ろしました。
修正機にセットします。
軽く引き作業をして、フロントのコアサポートを取り外していきます。

フレームの寸法を、寸法図を見ながら出していきます。
トラムゲージでミリ単位で寸法を出します。
フロントフェンダーのエプロン部分がつぶれていたのですが、叩き出して鈑金しました。


そして、フロントのコアサポートを溶接していきます。
中古のヘッドライトと中古のフェンダー、中古のボンネットを仮付けし、すき間・閉まり具合などを確認していきます。
閉まり具合などが問題ないようなので、塗装をします。

外装は塗装せずに、中古部品でそのまま使用しました。
幸い足回りに損傷がありませんでしたので、組み付け、エンジンを載せて完成です。

このたびは、ご依頼いただきありがとうございました!
