施工事例22(ランドクルーザー80 ロッカーパネル錆修理)

ランドクルーザー系で多い、ロッカーパネルの錆修理をご依頼いただきました。

錆が進行して、表面の塗装が浮いてきてしまっています。

おそらく、インナーパネルに錆が進行しており、放置するとやがて大きな穴になってしまうおそれがあります。

まだまだ乗りたいというお客様のご要望なので、しっかりと直していきます。

 

まず、ロッカーパネルを切開し、錆びている部分を取り除きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

みごとに錆びています。

 

錆びている部分の錆を落として、錆転換剤を塗布します。

このことにより、錆の進行を止めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

錆止め塗装を施し、新しいパネルを貼り付けます。

同じ形になるように、手作業で、たたいたり曲げたり成型します。

 

 

 

 

 

 

 

 

パネルを溶接後、パテでさらに平らにします。

そして、サフェーサーを塗装し、塗装に進みます。

 

 

 

 

 

 

パネルのつなぎ目の古いシール剤なども一度除去し、新しくシール剤を打ち込みます。

シール剤の経年劣化により、割れたシール剤のすきまから水が入ることにより、錆が発生することもあります。

 

 

反対側のロッカーパネルも点検します。

表面を削り、塗装を剥がし、錆を確認します。

 

 

 

 

 

 

 

 

致命的な錆はありませんでした。

錆止め塗装をし、サフェーサーでコートします。

 

 

つづいて右のリヤドア下部の錆も気になるというお話なので、見てみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェザーストリップゴムを外し、ドア下部のシール部分が錆びて、シールをリフトさせている状況です。

古いシールを剥がし、錆を落とします。

錆転換剤を塗布し、錆の進行を止め、サフェーサーでコートします。

 

同時に、ドアトリムを取り外し、ドア内側の錆にも錆転換剤を塗布します。

 

 

 

 

 

 

その後、ドア下側にシールを新しく打ち込み、塗装して仕上げます。

 

 

 

 

 

 

 

同じくロッカーパネル両サイドを塗装していきます。

 

 

 

 

 

 

キレイに仕上がりました。

 

ホイールハウス内側にもチッピング塗装を施します。

 

 

 

 

 

 

 

完成です!

 

 

 

 

 

 

 

お客様にも喜んでいただけました。

このたびはフレアーオートにご依頼いただきありがとうございました☆