栃木県宇都宮市にお住まいのお客様からのご依頼です。
車庫入れの際、バックドアに柱がぶつかってしまったそうです。
修理箇所は、バックドア・ワイパー部分の凹み、そしてバックドアの歪みです。
まず、鈑金のために、付属品を全て取り外します。
リヤバンパーも外し、内板パネルの損傷も確認します。
幸い、今回は損傷はなく、バックドアとリヤバンパーのみの修理となります。
バックドアパネルの鈑金をしていきます。
鈑金でプレスラインを出していきます。
鈑金が終了したら、パテを薄く付けて成型していきます。
パテが終了したら、サフェーサー(下地塗装)をして、下地をしっかり作ります。
同時にバンパーの修理も行っていきます。
バンパーは今回凹んでいましたので、ヒートガンを使い、形を元通りにしていきます。
傷などは削って平らにして、完全に消していきます。
その後、やはりサフェーサーを塗装していきます。
バンパーもサフェーサーを入れます。
充分にサフェーサーを乾燥させた後に、ペーパーで研磨し、表面の凸凹・歪みなどを取り、平らにしていきます。
パネル全体に細かい傷を付けて、塗料の密着を良くする足付作業と呼ばれる作業をしていきます。
サフェーサー以外の箇所は、1500番相当のペーパーで研磨し、パネルに付いている汚れ・ピッチ・タールなどを完全に除去します。
充分にエアブローで水分やホコリなどを取り除き、密閉された専用の塗装ブースに入れて、マスキングしていきます。
ホコリなどが付かないように注意し、塗装していきます。
新車時の塗装肌を再現していきます。
特に濃紺車などは、歪みなどが分かりやすいので注意します。
その後、充分にブース内で乾燥させていきます。
そして、小さなゴミなどを取って、ポリッシングにて更に艶を出していきます。
外した部品を元通りに取り付け、ワイパーも今回折れてしまっていたので、新しいものに交換しました。
お客様にもご満足いただけました!
このたびはフレアーオートにご依頼いただきありがとうございました☆