日産ピノの修理事例です。
栃木県宇都宮市にお住まいのお客様で、フロントドアの下部分(ロッカーパネル)が縁石に接触して、凹んでしまいました。


凹んでいるパネルを引き出し、できるだけ元の形に復元していきます。

鈑金が済んだらパテを薄く付け、形を整えていきます。

元の形に近づけていきます。パテの研磨が終了しました。

サフェーサー(下地塗装)を塗装していきます。
今回はマッドガードも変形しキズが付いていたので交換する予定でしたが、メーカーの都合で左右セットの販売になるらしく、金額が上がってしまいます。
お客様にご相談したところ、変形が残ってもいいので予算のかからない方法で修理したいとのことでしたので、マッドガードは交換ではなく修理することにしました。

マッドガードもキズをサンダーで平らにして、サフェーサーを塗装します。

サフェーサーを塗装し、十分に乾燥させます。
次に調色です。
自動車の色は一台一台微妙に違いがあります。そのため、調色といって、色を合わせる作業が必要になります。
色を少しずつ、隣接するパネルに合わせていきます。
調色が終了すると、サフェーサーを平らにし、ペーパー塗装する箇所に細かいキズを付けていきます。細かくキズを付けることにより、塗装の密着がよくなります。
この作業を疎かにすると、後に塗装した箇所が剥がれるなどのトラブルが発生しますので、手を抜かずにしっかりと作業します。


マスキングを施し、空気中のゴミ、ホコリの付着に注意しながら専用のブースで塗装します。
塗装を終えたら、終了です。
今回の施工は、税込み¥70200での作業になりました。マッドガードは歪みが完全にはとれなかったので、修理はサービスとさせていただきました。

お客様にも、仕上がりを見てご満足いただけました。
このたびはフレアーオートに修理のご依頼をいただきありがとうございました。

